アゼルバイジャン、アルメニアに砲撃 7月28日の銃撃戦に続き

アルメニア国防省は31日、アゼルバイジャン軍が、アルメニアとの国境にあるエラスフ村(エレバンから70キロ)にあるアルメニア軍の拠点に再び砲撃したことを明らかにした。
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アルメニア国防省がサイトで発表したところによると、アゼルバイジャン軍部隊は(現地時間)18時10分から18時50分にかけて、アルメニア・アゼルバイジャン国境のエラスフに位置するアルメニア軍の拠点に対し、異なる口径の火器から発砲し、挑発行為を行なった。後方支援車輌(食糧輸送車)に対し、集中攻撃が行われ、深刻な被害を受けたとのこと。

また発表によれば、アルメニア軍が反撃に出たあと、アゼルバイジャン側からの攻撃は止んだという。アルメニア側に犠牲者は出ていない。アルメニア国防省によれば、モスクワ時間21時(日本時間3時)の時点で、国境の情勢は安定しており、アルメニア軍の管理下に置かれている。

アルメニア国防省は、同日朝にも、国境地帯の同じ場所にあるアルメニアの拠点に砲撃があったと発表していた。

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7月28日、アルメニアとアゼルバイジャンの国境で銃撃戦が再開した。アゼルバイジャン政府は、アルメニア側が停戦合意に違反したとしている。アルメニアは、アゼルバイジャンとの国境にあるゲガルクニクスクでの軍事衝突では、アルメニア軍の兵士3人が死亡、5人が負傷したと発表した。

その後、両者は国境での銃撃を停止することで合意することを確認していた。アルメニア軍は、ロシアの平和維持部隊の仲介で合意が達成されたと発表している。

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