新型コロナウイルス

フランス 20万人以上が「サニタリーパス」導入に反対する抗議活動に参加

フランス全土で31日、20万人以上が「サニタリーパス」の導入に反対する抗議活動に参加した。内務省の情報を元に、BFMテレビが伝えた。
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パリでの抗議活動に参加した約1万4250人を含め、フランス全土では20万4090人が抗議活動に参加した。

​フランス全土での「サニタリーパス」の導入に反対する抗議活動はすでに幾度か行われており、7月24日の抗議活動には16万人が参加した

過激派として知られる「ブラック・ブロック(Black block)」のメンバーを含めたデモ隊は、警察に瓶や爆竹を投げた。警察は催涙ガスと放水砲を用いた。

​警察の発表によると、この抗議活動ではパリで拘束された10人を含め、全土で19人が拘束された。また、デモ隊との衝突中に3人の警官が負傷した。


フランスは新型コロナウイルス流行の第4波に突入したため、エマニュエル・マクロン大統領は7月12日、新型コロナウイルスの感染拡大封じ込めのために新たな規制措置を発表した。

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新たな規制措置によると、レストランやバー、ショッピングセンター、飛行機、長距離列車を利用する際に、「サニタリーパス(ワクチンの接種証明書またはPCR検査の陰性証明書)」の提示が必要となる。また、フランス全土では医療従事者に加え、病院と老人ホームのスタッフにワクチン接種が義務化される。

フランス政府のガブリエル・アタル報道官は28日、サニタリーパスの運用を8月9日に開始すると発表した。

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