ロシア外務省、中国がアフガンに軍を派遣する可能性を評価

アフガニスタン担当ロシア大統領特使でロシア外務省第2アジア局長のザミール・カブロフ氏は、ブリーフィングで、アフガニスタンから米国が撤退した後に中国がアフガンに軍を派遣することはないとの見方を示した。
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カブロフ氏は、中国はアフガニスタンで米国の代わりを務めることができるかという「スプートニク」の質問に対し、その見解には賛同できないと強調した。

カブロフ氏は、中国がアフガニスタンに軍を派遣する可能性について、そのようなシナリオが現実になる可能性に疑問を呈し、「いずれにせよ、中国政府を引用してこれについて話す根拠は一つもない」と指摘した。

米国がアフガニスタンから急いで無秩序に撤退したため、アフガン政府軍と反政府武装勢力タリバンの対立が激化し、タリバンは農村地域の大半を支配、大都市への攻撃を展開した。

先に「スプートニク」は、米軍撤退後、タリバンは新しい領土の占領を続けているため、同国の政治的、経済的、軍事的状況は緊迫し続けていると報じた。

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