東京五輪:テニス混合ダブルス制したルブリョフ選手 「国旗禁止の大会でメダルを獲得でき、いつも以上に誇りに思う」

東京五輪のテニス混合ダブルスで、アナスタシア・パブリュチェンコワ選手とペアを組んで金メダルに輝いたアンドレイ・ルブリョフ(一部メディアではルブレフ)選手は、国旗と国歌を禁じられた大会で、メダルを獲得することができ、普通に金メダルを取るより2倍誇りに思うと述べた。
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表彰式では、ロシア国歌の代わりに、チャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲第1番の一部が演奏され、ロシア国旗の代わりにロシアオリンピック委員会の旗が掲揚された。

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ルブリョフ選手は「そのことについては考えなかったが、規則とIOCの決定は知っていた。そしてこのような条件の下でメダルを獲得できれば、2倍誇りに思えるだろうと考えていたが、実際そのように感じた」と述べた。またルブリョフ選手は「わたしたちにとって、そしてロシアにとって、考え得る最高のシナリオだった。このような素晴らしい結果に終わったファイナルは、一生忘れられない映画のようなものだと述べた。またルブリョフ選手は、「言葉では言い表せない。勝利の瞬間は、これまでの生活やトレーニング、オリンピックで他の選手を見てきたことなど、自分の全人生が走馬灯のように思い出されるものだ。そしてわたしたちは今回、まさにそれを経験することができた。これほどの多幸感はない」と語った。

一方のパブリュチェンコワ選手は、「わたしは国のため、自分自身のために戦っている。(国旗と国歌なしでの五輪参加になったことについては)あまり深く考えず、とにかくいいプレーをして、メダルを手にすることだけを考えていた」とコメントしている。

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