カート・コバーン氏の家 文化遺産に認定

米ワシントン州にあるロックバンド「Nirvana」のリーダー、カート・コバーン氏の家が文化遺産に認定された。ニューヨーク・ポスト紙が報じた。140メートルのコテージに博物館がオープン予定。
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コバーンは1968年から84年にかけアバディーン市の質素な家に暮らしていた。現在、コテージはリー・ベーコン氏が所有している。地域の規定では私邸での常設博物館の運営を認めていないため、所有者は施設でプライベートな見学会を実施する予定でいる。ベーコン氏と彼のパートナー、ダニエル氏は、2018年にコバーン氏の親戚から家を購入し、22万5000ドル(約2468万円)を支払った。

コテージの歴史的環境を再現するため、カート・コバーン氏の姉妹キム・コバーン氏が援助を行った。彼女は、「私は手伝いができ、寄付を行えることを喜んでいます。3年前にリーとダニーがこのことを提案してくれ、とても幸せです」と語った。

リー氏は、歴史的建物の前に記念板を設置する計画だと述べた。同氏は、「記念板は20年後にカートを知りたいと願う未来の誰かに宛てたものとなる。私たちは、カート自身を、彼の功績をまったく知らない人のためにこれを設置したいと思う」とコメントした。

5月にコバーン氏の頭髪6本がトレーディングハウス「アイコニック・オークションズ」のオンライン・オークションで1万4100ドル(約150万円)で落札された。

カート・コバーン氏は1994年4月5日に米国シアトルで亡くなった。同氏の公式な死因は自殺とされている。

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