三菱電機で再び検査不備発覚 業務用空調で約4万台

先月、鉄道車両向け空調設備の検査不正が発覚した日本の大手電機メーカー、三菱電機で、あらたに業務用空調でも検査不備があったことが明らかになった。NHKなど日本のメディアが報じた。
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同社は7月に発表した長崎県の工場で発覚した空調設備の検査不備を受け、和歌山市の「冷熱システム製作所」で点検を行ったところ、検査装置の1台が断線しており正常に作動していなかったことが明らかとなった。

点検の結果、業務用エアコンや除湿機など578種類、4万338台で、7月までの7年間にわたり耐電圧試験が正常に行われなかった可能性があるという。また、このうち27機種、2430台は法律でこの検査が義務付けられており、検査不備は法令に抵触するという。

同社は、製品の安全性は他の試験で確保しているとしているが、今後、納入先と連絡が取れ次第、改めて点検を実施する予定。

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