百田氏の五輪に関するツイートが波紋 「して良いことと悪いことの区別がついてない」の批判も

7月31日に作家の百田尚樹氏が自身のツイッターを更新したが、その内容が波紋を呼んでいる。同氏は同日の五輪女子バレーボールの日韓戦について言及し、韓国選手の容姿を揶揄するような内容を書き込んだ。この発言には、「思うのは自由だが、いい大人がして良いことと悪いことの区別もついていないのが情けない」、「韓国が嫌いでもいいが、思ったことを何でも言っていいと言うことにはならない」など、批判が相次いだ。
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五輪組織委員会 選手村での飲酒騒動について注意喚起
五輪憲章では、「人種、宗教、政治、性別、その他に基く、国もしくは個人に対する差別は、いかなるかたちの差別であっても、オリンピック・ムーブメントへの帰属とは相入れないものである」と定められている。自民党関係者からも、人種差別に敏感な時代になぜこんなツイートをするのかと苦言を呈したという

受け取った相手がどのように感じるのか想像する力があれば安易な発言は慎むはずだ。憲章の意義について考えを深めることで選手たちの姿も違って見えてくるはずだ。困難な時期だけに、大会を通じて互いに尊重し合う気風が育まれることを期待したい。

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