新型コロナウイルス

韓国サムスン 新型コロナワクチンの製造を決定

韓国のサムスン電子は、同社の一部門であるサムスンバイオロジクスが米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの受託製造を支援することを決定した。韓国の「ビジネスコリア」が報じている。
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サムスンバイオロジクスがバイオ医薬品業界向けに各種医薬品の開発・製造受託サービスを提供するのは、今回が初めてではない。そのため、モデルナは韓国を選び、モデルナは完成したワクチンを製造するための技術移転を今回初めて欧米以外の国で行うことになる。これは非常に重要なステップだ。

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アジアでのワクチン接種率は欧米に比べてはるかに低く、繰り返し起きているワクチン供給の遅れは、アジア諸国に悪影響を及ぼす恐れがあるためだ。

サムスンバイオロジクスとモデルナがワクチン製造契約を締結した重要な理由は、サムスン電子が世界最先端のクリーンルーム技術を生産工程に導入することを決定したからだ。モデルナは、サムスン電子の支援がサムスンバイオロジクスの技術力に対する内外の不安を払拭するだけでなく、ワクチンの品質向上や生産の加速化に重要な役割を果たすとみている。

先日、WHOの専門家は、一部の国で新型コロナワクチンが不足すると、より危険な変異株が発生するリスクが高まる恐れがあり、ひいては世界全体を脅かすことになると指摘した。

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