アダムス氏は、IOCがこの状況に「迅速に対応」し、ベラルーシや他の国の選手らと対話を行っていることを記者会見で明らかにした。それらの結果を受けて、IOCは「どのような懲戒処分をとることが可能か」を判断する予定だという。
ツィマノウスカヤ選手は先日、東京五輪でベラルーシのコーチ陣の要求に応じることを拒否し、その後、ベラルーシの代表団は同選手を帰国させることを決定した。帰国を拒み、亡命を希望したツィマノウスカヤ選手は、IOCと駐日ポーランド大使館の協力を得て人道的ビザを取得し、オーストリアを経由し4日にポーランドに到着した。