新型コロナウイルス

中国の個人用保護具 パンデミックの最初の年の輸出額は約10兆円

中国のマスク、呼吸器、防護服、手袋などの個人用保護具(PPE)の輸出額は、新型コロナウイルスの最初の年である2020年に、881億ドル(約9兆6400億円)に達した。ピーターソン国際経済研究所(PIIE)のアナリストが発表した。
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中国の保護具メーカーは、2019年から2020年にかけて輸出量を4倍に増やし、マスク価格は2020年の1年で上昇した。2020年4月時点のマスク・呼吸器1個の輸出価格は、2019年12月と比べて720.8%上昇した。防護服1セットの価格は、PIIEの計算によると536.2%上昇した。

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アナリストによると、中国は欧州連合向けの個人用保護具の輸出額を、39億ドル(2019年)から234億ドル(2020年)に、ロシア向けでは5億7000万ドル(2019年)から20億1000万ドル(2020年)に増加させている。

米国は、2020年に246億ドル相当(約2兆6900億円)の個人用保護具を輸入している。これは、2019年の71億ドル(約7770億円)から大きく増加している。

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