中国の保護具メーカーは、2019年から2020年にかけて輸出量を4倍に増やし、マスク価格は2020年の1年で上昇した。2020年4月時点のマスク・呼吸器1個の輸出価格は、2019年12月と比べて720.8%上昇した。防護服1セットの価格は、PIIEの計算によると536.2%上昇した。
アナリストによると、中国は欧州連合向けの個人用保護具の輸出額を、39億ドル(2019年)から234億ドル(2020年)に、ロシア向けでは5億7000万ドル(2019年)から20億1000万ドル(2020年)に増加させている。
米国は、2020年に246億ドル相当(約2兆6900億円)の個人用保護具を輸入している。これは、2019年の71億ドル(約7770億円)から大きく増加している。
関連ニュース