新型コロナウイルス

WHO 人類にとって「本当の意味で危険な時代」に入ったと発表

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、新型コロナウイルスをめぐる状況は、人類にとって「本当の意味で危険な時代」に入ったと発表した。
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テドロス事務局長は、「世界は今、本当の意味で危険な時代に入っている。これまでに得られた多くの成果が、今損なわれている」と訴えた。

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テドロス氏は、ウイルスのまん延は、社会的接触の増加、一貫性のない保健・公衆衛生対策、「不公平なワクチン接種」によって「助長」されていると強調し、新型コロンワクチンの80%以上が高・中所得国に供給されていると述べた。

テドロス事務局長は、豊かな国々での新型コロナワクチンの3回目の接種について、9月までモラトリアム(一時停止)を導入する必要があると述べた。WHOは5月時点で、9月末までに世界の国々で少なくとも人口の10%がワクチンを接種する目標を掲げていたが、豊かな国々がワクチンを大量に購入したため、世界ではワクチン供給の不均衡が進んでいる。


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