新型コロナウイルス

米国 大学でのワクチン接種義務化廃止を求め、学生が最高裁判所に訴え

米インディアナ州の大学(インディアナ大学、IU)の学生らは6日、学生全員に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務化するというルールの廃止を求め、合衆国最高裁判所に訴えを起こした。
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請願書には「学生は、健康管理について独自の決定を下すことができる成人であり、ワクチン接種の義務化がなされる一方で、個人は身体的安全、自主性、治療法の選択に対する憲法上の権利を有している」と述べられている。

ロイター通信によると、インディアナ大学は以前、新学期開始までに学生全員がワクチン接種を受けなければならないという決定を下した。ワクチン接種を受けていない学生は、大学でマスクを着用し、週に2回コロナウイルス検査を受けるよう命じられている。

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先に、学生らは連邦裁判所に対し同様の訴えを起こしていたが、訴えは退けられた。

一方で、ジョー・バイデン大統領は、ワクチン接種の促進を図っている。7月末には、抗体レベルの向上を目的に再び新型コロナウイルスのワクチンを接種する市民に対し、1人あたり100ドルずつ支払うことを各自治体に提案した。

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