新型コロナウイルス

西側諸国はロシア製ワクチンに反対するキャンペーンを行っている=ロシア駐米大使

ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は、西側諸国がロシア製新型コロナウイルスワクチンに反対するキャンペーンを行っていると指摘した。また、ロシアが米国市民にワクチン接種を拒否するよう説得を試みているという米メディアによる主張は、現実とは全くかけ離れたものだと述べた。
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駐米ロシア大使館のフェイスブックには、アントノフ氏による「西側諸国は、ロシアの科学者の業績が全人類の健康と福祉の確保に役立つことを認めず、否定している。さらに、ロシア製ワクチンに反対することを目的としたキャンペーンが行われている」という発言が掲載されている。

また、アントノフ氏は「約70の国家がすでにロシア製ワクチンを認可している。多くの国と共同生産も確立されている。それにもかかわらず、ロシアは悪名高い『ダブルスタンダード』に直面し続けている」と述べている。

たとえば、2020年の米国保健福祉省の年次報告書には、政府がブラジル保健省の事務所を利用して、スプートニクVの供給を拒否するよう国を説得したと記載されている。

また、ロシアが米国市民にワクチン接種を拒否するよう説得を試みているといういくつかの米メディアによる記事について、アントノフ氏は「そのような中傷は、現実とは全くかけ離れたものだ」と主張した。

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さらに、アントノフ氏はこのように指摘した。

各国の予防接種キャンペーンを「弱体化」させようとする根拠のないいわれについては、米国社会に根付いた反露感情によってしか説明できない。米国の記者は、それを理解していると信じたい。ジャーナリズムの主な任務は、ゴシップや憶測を発信することではない。

アントノフ氏は「ロシアは、米国を含むすべてのパートナーと新型コロナウイルス感染予防のための医療品へのアクセシビリティや平等な分配の問題を解決する準備ができている」と強調した。

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