国連が警告 自然環境の大変災が増加

国連は地球の気温が1.5度高まることで今後数十年で自然環境の大変災が増加すると警告した。デイリー・メールが報じた。
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国連の気候変動に関する政府間専門家グループ(60ヶ国の研究者およそ200人)のデータによれば、地球の表面は予想以上の速さで「高温化」している。研究者らの予想では、気温は2030年から2052年までの期間で1度から1.5度上昇するという。現在、2040年までの10年で温度計の平均気温がより高温を示すことになる考えられている。

​これに関連し、人類は記録的な熱波や森林火災洪水に備えなければならないと専門家は危惧している。気温の変動は異常気象や海面上昇、人々の健康にとっての多大な損失、死亡の増加、自然や農作物の減少などを引き起こす。

研究者らは、1.5度は気候変動における壊滅的な転換点となると強調。専門家らは彼らのデータを11月に予定される国連の気候変動問題の会合に提出することを望んでいる。

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