米国の衰退を喧伝する露中に米国務長官が反論

ロシアと中国は米国が衰退の道を辿っていると国外のパートナーに喧伝しているものの、米国は依然として世界首位を維持している。ただし、その座を失わないためには行動する必要に迫られている。アンソニー・ブリンケン国務長官が発言した。
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ブリンケン国務長官はメリーランド州の大学で演説を行った中で、次のように指摘した。

米国は衰退しており、自らの将来を我々の民主主義ではなく、強権主義的世界観と結びつけた方が良い。誰しもが知る通り、中国とロシアの政府はその他の政府と並んで公に、そして直接的にもこのように証明しようとしている。しかし、我々には十分な力が備わっていることをリマインドする状況が整っているほか、我々は次々と策を打ち出している。

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ただし、ブリンケン国務長官は米国の国際的競争力が低下していることは認めた。米国はインフラの品質において、世界13位にまで転落したほか、イノベーションを目的としたインフラへの投資額では9位にランクを落とした。

そのうえで国務長官は「内部刷新」に向けて投資を行い、世界的主導権を維持する必要性を指摘した。

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