クオモ氏はテレビ演説で「私の辞任は14日後に効力が生じる」と述べた。
クオモ氏は、 同氏があるまじき行為をしたことを物語るニューヨーク州検察当局の報告書について、特に「最も深刻な告発に関して」 多くの不正確な箇所が含まれていると指摘し、「しかし、 この状況を考えると、私ができる最大の援助は、 身を引くことだと考えている」と述べた。
後任には、少なくとも2022年11月に予定されている次期選挙 まで、キャシー・ホークル副知事が就く。同氏は、ニューヨーク州 初の女性知事となる。
クオモ氏は、 同氏の行動で不快な思いをした可能性のあるすべての女性に謝罪し たが、何らかの形で女性たちを侮辱したり、 恥ずかしい思いをさせようとしたことはなかったと強調した。 クオモ氏は「私の理解では、 誰とも境界線を超えたことはなかったが、 この境界線がどれほど大きく移動したかは自覚していなかった」 と述べた。またクオモ氏は、告発は「政治的動機」 によるものだと考えているとし、 自分の無実を主張する意向を示した。
6日、クオモ氏からセクハラを受けたと告発した女性の1人が、 同氏をオールバニ郡保安官事務所に刑事告訴した。調査の結果、 クオモ氏は刑事責任を問われる可能性がある。
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