「テルモポリウム」のカウンターにはフレスコ画が描かれており、床は大理石。
専門家らによると、この「テルモポリウム」は約2000年前のもので、客は主に町の貧しい住民たちだったとみられている。
西暦79年に起きたヴェスヴィオ火山の噴火による火山灰によって、文字通り保存処理が施されたため、保存状態は良好。
発掘現場では、素焼きの容器からカモ、ブタ、ヤギ、魚の骨や、カタツムリの一部が見つかった。専門家らによると、このような古代の大衆食堂の定番メニューは、全粒粉パン、塩漬けの魚、焼きチーズ、レンズ豆、骨付き肉、ワインだったという。
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