提言案では、現在の状況について、東京都などでは緊急事態宣言にもかかわらず人の接触が減らず、感染が爆発的に増加して重症者も増えており、入院調整も極めて困難になってきていることから「救える命が救えなくなるような状況になり始めている」と指摘している。
感染の急激な拡大を抑えるため、今後2週間で集中的に対策を強化し、例えば東京都では人の流れを今回の緊急事態宣言発出前の7月前半に比べて5割削減する必要があるとしている。
具体的な対策としては、買い物などの外出機会の半減、デパートの地下食品売り場やショッピングモールなどの人出を強力に制限、テレワークの強化、県を越える移動を控える、などが求められている。