日本 豪雨で330万人に避難指示

日本では九州から中国・四国地方にかけて激しい雨が降り続いており、午前11時点で10県の約150万世帯、330万人に避難指示が出されている。NHKが伝えている。
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避難指示が出されているのは、新潟、島根、広島、愛媛、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島の10県

大雨特別警報が発令された広島県では、鈴張川、冠川、多治比川で氾濫危険水位を超えた。鈴張川では車が流されたとの報告がある他、安芸高田市や北広島町で停電が発生している。また、広島県三次市を流れる江の川が氾濫し、国土交通省は住民に身の安全を確保するように呼びかけている。

猛烈な雨が降り続いている九州北部では、土砂災害や川の氾濫の危険が高まっている。午前7時までの48時間に689ミリの雨量を観測した長崎県雲仙岳では、住宅2棟が土砂に流され、1人が心肺停止の状態だという。

気象庁は、14日、15日にかけて西日本や東日本で激しい雨が降ると予想しており、土砂災害や川の氾濫、浸水に厳重に警戒するよう呼びかけている。また、前線はこのあと1週間程度本州付近に停滞するとみられ、日本各地で大雨になると予想されている。

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