プーチン大統領、トルコで墜落したロシア機の乗組員に国家賞授与

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はトルコの森林火災で消火活動にあたっていたBe200機に搭乗して殉死したロシア国防軍の兵士らに国家賞を授与するようセルゲイ・ショイグ国防相に要請した。ロシア大統領府のプレスサービスが明らかにした。
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プーチン大統領はこの墜落事故で犠牲になったロシア軍の兵士らに加え、トルコ共和国市民の遺族に哀悼の意を表した。また大統領は殉死した兵士らに国家賞を授与するよう、ショイグ国防相に命令した。

森林火災はテロやパンデミックに並ぶ国際的脅威=トルコ大統領

またエルドアン大統領に当てた電報の中では、犠牲になったトルコ市民らに対し、哀悼の意を表した。プーチン大統領は次のように記した。

ロシアはトルコとともに自然災害に立ち向かう。であれば、痛みは私たちを団結へと導くはずだ。亡くなった方の親族や友人等に対し、共感と支援の言葉をお伝えいただきたい。

トルコの森林管理局によると、ロシアから貸し出された消火飛行艇「Be-200」がトルコで墜落し、乗組員全員が死亡した。同機にはロシアの軍人5人とトルコ人3人が乗り込んでおり、8人全員の死亡が確認されたという。

トルコでは7月末から大規模な山火事が相次ぎ、複数の国が消火用の航空機を送るなどの支援を行っている。

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