先に米国防総省は、カブールの空港について、現地時間16日15時35分に退避作業が一時停止された後、最初の軍用機が到着したと発表した。
カブールの空港関係者がロイター通信に伝えたところによると、空港の滑走路には国外に逃れようとする人々が殺到していたが、人々は滑走路から退去させられたという。
一方、Flight Radarによると、この情報が伝えられた時点でカブール上空の空域に航空機はない。
米国のロス・ウィルソン駐アフガン大使は、数千人の米市民やアフガニスタン人がカブールから出国するのを助けるため、自身やその他の米大使館職員が現地で職務を続けていることを明かにした。
先に、衝撃的な映像(心臓が弱い方は閲覧を控えてください)がSNS上に公開された。カブールを逃れようとして数人が離陸する輸送機の車輪部分に掴まった出来事で、少なくとも2人が亡くなった。速報によると、多くのアフガニスタン人が、米国に協力していたことに対するタリバンの報復から逃れようと、祖国脱出を試みている。
8月15日、テロ組織タリバンがカブールの大統領官邸に自分たちの旗を掲げた。大統領官邸のホールでは、タリバンが勝利を祝っている。タリバンはカブールにある全ての政府機関を支配下に置いた。