アフガニスタン人学者が語るカブールの状況 「家から出ることができない」

トルコで学位論文を発表し、現在はアフガニスタンの首都カブールで仕事をしているアフガニスタン人の学者が、カブールの現状についてスプートニクに語った。この学者は、安全上の理由から名前を公表しないことを望んでいる。
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その学者は、以下のように語っている。

タリバン、一般恩赦を発表 アフガン人に仕事に戻るよう呼びかける
「私たちは家に閉じこもっていて、外に出ることができない。なぜなら、至るところにタリバン(ロシアでは活動が禁止されている組織)の兵士がいるからだ。私たちは、兵士が政府機関で以前働いていた人たちの家を襲撃していることを知っている。だから私たちは不安な状態で過ごしている。また、タリバンの兵士がアフガニスタン政府軍の将軍や将校の家を今捜索していると聞いている。彼らは見つかると刑務所に連れて行かれるのだ。軍隊の次は、ジャーナリストや研究者の番だと言われている」。

学者によると、公務員の中には出国を希望して空港に向かった者もいたという。「空港で飛行機に乗ろうとする人が後を絶たない。しかし私たち3人は家に残っている。タリバンの兵士は道行く人を呼び止め、身分証明書の提示を求めている。彼らは公務員を探しており、アフガン当局で働いていた職員のリストを持っている。兵士らはこの情報をよく知っている。だから、私たちはいつまでも家に隠れていることはできないんだ」。

学者は最後に、トルコに対し、アフガニスタンの人々への支援を求めた。「米国や英国などの国々は、自国で教育を受けて帰国したアフガニスタン人を脱出させて助けている。私たちも、トルコに安全を保証してもらい、脱出するための支援を求めている。そしてこの混乱が落ち着けば、再び国に戻りたい」。


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