新型コロナウイルス

二階氏ら自民・公明幹部が5人で昼食へ 「会食ではなく黙食」

自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長ら両党の計5人の幹部らが17日、東京都内のホテルで昼食を共にした。新型コロナウイルスの感染対策として、4人以下の少人数での会食を政府が求める中での会食となった。参加した公明党の高木陽介国会対策委員長は「会食ではなく『黙食』でだった」と記者団に釈明した。日本のメディアが報じた。
この記事をSputnikで読む

毎日新聞の報道によれば、5人は都内のホテル内にある日本料理店で昼食をとり、その後、感染対策などに関して意見交換をした

日本の世論調査 約60%が東京五輪が新型コロナ感染拡大の一因になったと回答

これについて高木国会対策委員長は「換気の良い広い場所で距離を取って黙食をし、マスクをつけて意見交換した。」と説明。また、参加者全員がワクチン接種を2回済ませたという。

しかしその後の取材で「国民に誤ったメッセージを与えたことを反省している」とした

同じく参加した自民党の森山裕国対委員長は、「昼食会で食べながら喋ることは全くなかった」としたうえで、政府の要請について「そういうこともよく理解しながらやっているつもりだ」と述べた。

日本国内では、ワクチン接種完了後に感染するいわゆる「ブレークスルー感染」で死者も出たほか、会食経由での感染も多数報告されている。また、昨年12月にも菅義偉首相や二階氏ら5人以上が都内で「ステーキ会食」を開いて批判を受け、菅首相が「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」と釈明していた。

関連記事

コメント