Il-112Vは、モスクワ郊外のクビンカ飛行場に着陸進入中に墜落した。統一航空機製造会社(UAC)が発表した。
右エンジンが発火し、右舷側に傾き、減速し、回転しながら墜落した。Il-112Vは全焼したという。
Il-112Vは、フォーラム「アールミヤ2021」に参加するため、ロシア南西部ヴォロネジからモスクワ郊外にやってきた。同機は、ソ連のAn-24及びAn-26 の代替機として開発されているターボプロップエンジンを搭載した軽量軍用輸送機。当初は民間機として設計されたが、後に軍用バージョンの製造が始まった。
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