先に国内外のメディアはカブールにある空港の滑走路でスピードを上げる輸送機に現地の人々が並走し、中には降着装置に飛びつく様子を報じていた。
米空軍の特別調査チームは8月15日に国際空港を離陸したS17機に関する情報をいずれも検討し、民間人が犠牲になったことを確認した。
調査チームはインターネット上で公開されているビデオ映像に加え、 輸送機の降着装置で確認された人間の肉片についても調査を進めている。
これまで米国防総省はカブールの空港離陸時に民間人が犠牲になったという報道を承認していなかった。
一方、アフガニスタンのトロニュースが反政府武装組織「タリバン」(ロシアでテロ組織に認定、活動禁止)の発表をもとに報じたところによると、カブールの国際空港では16日、国外への脱出を希望する市民が無数に押し掛けたことにより多くの人が押しつぶされ、30人から40人の市民が負傷、又は死亡したと報じている。
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