前駐日アフガニスタン大使、タリバン復権に懸念=NHK

NHKによると、バシール・モハバット前駐日アフガニスタン大使は、同国の反政府武装勢力タリバンが復権して主導権をにぎることに懸念を示した。
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アフガニスタンでは、米軍のアフガン撤退を背景に情勢が急激に悪化した。タリバンは主要都市への攻撃を開始し、すべての国境検問所を制圧、15日に大統領府を掌握した。タリバンの指導者は、20年にわたるアフガニスタン紛争の勝利を宣言した。

NHKによると、モハバット氏はアフガン政権が崩壊したことについて「こんなにはやく崩壊するとは誰も予測していなかった」と述べ、犠牲者が出てしまうためアフガニスタン政府軍はタリバンと戦わずに政権を「平和的に譲る」ことになったとし、現在はパニック状態で、「新たな政権が国民を再び圧迫するようなら国民の不満が爆発するだろう」との見方を示した。

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