「アヤ・ナパ水中彫刻美術館(The Museum of Underwater Sculpture Ayia Napa、MUSAN)」はアヤ・ナパ市とキプロス漁業海洋研究局の依頼で制作された。費用は100万ユーロ(約1億2800万円)で、作品はクレーンで海底まで運搬されたという。
木を題材にした彫刻が多いが、中には重さ13トンの巨大な木のインスタレーションや大人にカメラを向ける子どもたちの彫刻などの作品が展示されており、スキューバダイビングやシュノーケリングで鑑賞することができる。
テイラー氏は、人と自然の関係を探る今回の作品を通じて、「人間の自然空間の再自然化」と「不毛な地の森林再生」にスポットを当てたいとしている。