研究者らは今回、ワクチン接種後にデルタ株に感染した人は、従来のウイルス株に感染した場合と比べて周りの人に大きなリスクが与える可能性があることを明らかにした。2回目の注射から90日後の時点で、ファイザー製は最大75%、アストラゼネカ製は最大で61%まで効果が減少した。また、35歳以上では、それより若い人たちと比べて効果が低下するケースが非常に多くみられたという。また、ワクチン接種後に感染した人のウイルス量は、ワクチン未接種の人と同程度だった。
研究者によると、接種後4〜5ヶ月後におけるワクチンの効果に変化はなかったという。
これよりも前、ロシアの感染症学者は新型コロナワクチンがあっても治療薬がない理由について説明している。
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