バイデン大統領のこの宣言は米国政府が今展開している、コロナウイルスへの免疫強化のためのブース接種奨励キャンペーンを背景に出されたもの。米国ではブースター接種はすでにファイザーもしくはモデルナのワクチンを接種を済ませた市民に奨励されている。
米国のブースター接種奨励策に世界保健機関(WHO)は、世界の多くの国々では未だに第1回目の接種ワクチンでさえ不足しているとして、厳しい批判の矛先を向けている。WHOのテドロス事務局長は「ワクチン分配の不公平は全人類の恥」と糾弾し、全世界が共に戦わねばパンデミックの状態は今後何年も長引いてしまうと指摘した。
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