ロシアはアフガン駐留を続行

ロシアはアフガニスタンにおける自国軍の駐留について、政治的、地理的要因から続ける。ロシア下院(国家会議)国際委員会のレオニード・スルツキー委員長が明らかにした。
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スルツキー委員長は、この問題でロシアに対抗する必要性があるという声明はアフガンでの失敗を隠蔽しようとする西側の試みであると指摘している。

トランプ氏とタリバンの合意で米軍への攻撃は回避=バイデン氏
同日の8月19日、ジョゼプ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表は、EUとしてはアフガニスタンをめぐる状況をロシア、中国にコントロールさせるわけにはいかないという声明を表していた。

スルツキー委員長は、国際社会にとってより重要な課題は今、アフガニスタン情勢の安定化と世界の安全保障だと明言している。


8月15日、タリバンの武装戦闘員らはアフガン全域を占拠し、事実上、国の中枢を手中に収めた。これは20年駐留し続けた米軍が撤退し、文字通り数週間の後に起きた。7月8日の時点では、バイデン米大統領は記者会見でタリバンはアフガンを占拠できないと語っていた。

タリバンは8月15日朝、首都カブールへの進軍を宣言し、同日夜にはほとんど抵抗に遭うこともなく首都入りし、大統領官邸に侵入した。その数日前にタリバンはカンダハル、ヘラートといった大都市を手中に収めていた。

アシュラフ・ガニー大統領は「大虐殺を防ぐため」に国を離れると宣言し、飛行機でアフガンを脱出している

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