水族館の飼育員が子ザメの誕生に気づいたのは8月14日。子ザメはイタリア語で「希望」を意味するイスペラと命名された。イスペラが生まれた水槽には10年以上にわたって2匹のメスのサメが飼われており、オスとの接触は皆無だった。つまり誕生はオスの介在なしで行われたことになる。
推測では子ザメは単為生殖により誕生した。単為生殖とはメスの配偶子が受精を経ずに大人の生物へと成長することをいう。
水族館では2匹のメスのサメのDNAを鑑定にまわした。その結果については水族館の公式Facebookに発表される。水族館の推定する説が正しければ、イスペラはスムーズハウンドとしては世界で初めて単為生殖したサメになる。
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