新たな宇宙電波がキャッチ

英キール大学の天文学者らが大マゼラン雲を観察中に今まで知られていなかった星と遠い銀河から発せられた初の宇宙電波をキャッチした。王立天文学会月報にこれについての論文が掲載された。
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大マゼラン雲の電波画像を得て、銀河系の近くの不正確な銀河の構造を研究するために研究者らが用いたのはオーストラリアのSKA試験場の先行型望遠鏡ASKAP。銀河は地球から15万8200光年離れた場所にあり、数千万個の星を内包している。

天文学者らはH2領域にあるタランチュラ星雲をはじめとする、大マゼラン雲の中の星の他、大マゼラン雲の先のさらに遠い地点にある銀河の電波や、大マゼラン雲の前方の銀河系にある星も調べた

研究を率いたクララ・ペンノック氏は、今回の詳細な画像にはこれまで見ることのできなかった何千もの宇宙電波ソースが写っており、そのほとんどは、大マゼラン雲から数百万光年、数十億光年離れた場所にある銀河だと語っている。

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