現在、中国独自の宇宙ステーションのコアモジュール「天和」には3人の中国人宇宙飛行士が滞在している。3人の天和での滞在期間は、すでに丸2ヶ月が経過している。
船長を務める聶海勝氏は、20日午前8時38分(日本時間9時38分)に天和コアモジュールのハッチを開けた。その後、聶氏は同僚の劉伯明氏とともに、中国の専門家が開発した新世代の宇宙服「飛天」を着用して宇宙空間に出た。もう一人の宇宙飛行士の湯洪波氏は天和に残り、オペレーションの調整を行った。
今回の船外活動は無事完了した。今後はロボットアームを使ってパノラマビデオカメラの吊り上げ、モジュールの外面にあるツールボックスの組み立てと固定など、数種類の船外装置の取り付けを実施するという。
中国の宇宙ステーションの「天和」モジュールに滞在中の宇宙飛行士は7月4日、初の船外活動を行った。中国の宇宙飛行士が船外活動を行ったのは、13年ぶり。
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