日本政府、日本人の国外退避に向けアフガンに自衛隊機派遣へ=産経新聞

産経新聞は22日、複数の日本政府関係者を引用し、武装勢力タリバンが権力を掌握したアフガニスタンに残る日本人の国外退避に向け、日本政府が自衛隊機を現地に派遣する方針を固めたと報じた。
この記事をSputnikで読む

産経新聞によると、自衛隊機で国外退避するのは「国際機関に勤める邦人のほか、在アフガン日本大使館や国際協力機構(JICA)で働いていた現地スタッフとその家族ら」。

アフガンに残る米国人の退避、おそらく8月31日までに終了する=バイデン大統領
日本政府は23日に国家安全保障会議を開き、正式決定する。自衛隊機は、同日夜にも派遣される見通しだという。


タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。

タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「大量殺戮阻止」を目的に祖国を離れた。

タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。

外国人スタッフや外国使節団に協力していたアフガニスタン人は首都の空港から国外退避を進めている。この空港は、米軍及び北大西洋条約機構(NATO)の部隊が防衛している。

関連ニュース

コメント