東京パラリンピック 開会式でアフガニスタン国旗を掲揚=IPC会長

東京パラリンピックの開会式では、参加できなくなったアフガニスタンの選手たちに連帯を示すため、アフガニスタンの国旗が掲揚される。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が23日、東京での記者会見で明らかにした。
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パーソンズ会長は、「パラリンピックの開会式には、アフガニスタンの国旗が登場する。我々は国連難民高等弁務官事務所の代表者を招待しており、その代表者が国旗を持って現れる。我々はこのような形で連帯感を示したいと思う」と語った。

東京パラリンピックには、アフガニスタンから2名の選手が参加する予定だった。2名のうち1人は、同国初の女性パラリンピック選手になるはずだったザキア・クダダディさんもいた。アフガニスタン代表は17日に東京に到着する予定だったが、同国の情勢悪化により、出発できなくなった。IPCは、今のアフガニスタンの状況では、選手らを安全に連れてくる方法はないと発表していた。

東京パラリンピックは、8月24日から9月5日まで開催される。

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