新型コロナウイルス

コロナ対策の陰でインフルエンザ・ワクチンの有効性が低下

学界では、今年のインフルエンザワクチンがCOVID-19との戦いのために有効性が低くなるという懸念が広がっている。デイリーメール紙が世界保健機関(WHO)の発表を引用して報じた。
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インフルエンザ治療薬の製薬会社らはワクチンの有効性が弱まったと指摘している。医療機関ではコロナウイルスに対するワクチンの開発に追われているため、この1年で流行するインフルエンザ株の動向監視は大幅に狭まった

インフルエンザ予防接種は、コロナ重症化リスクを低減する可能性がある=米研究チーム
WHO英国国立インフルエンザセンターの責任者で、英国のSeqirus社のワクチンの発明者であるバーヴァレイ・タイラー博士は、同社が受け取るウイルスの遺伝子配列データが94%減少したと指摘し、これは懸念すべきことだとの見解を表している。

テイラー氏は、有効性の低いワクチンが将来的にインフルエンザの深刻な季節性の大流行を引き起こす恐れがあると指摘している。インフルエンザワクチンの効果は、シーズンごとに30~60%の割合で変化する。テイラー氏は、免疫力の低下により、この冬、イングランドでは最多で6万人がインフルエンザで死亡する可能性があると警告している。

一方でその1週間前には、ワクチン製造イノベーションセンター(VMIC)のマシュー・デュカーズ所長が、インフルエンザとコロナウイルスのワクチンを組み合わせて1回の投与にする可能性を検討していると発表している。現在、モデルナ社もこうしたワクチンの開発に取り組んでいる

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