タリバンは中国・ロシアと良好な関係にある=タリバン広報官

反政府武装組織「タリバン」(ロシアでテロ組織に認定、活動禁止)政治局のムハンマド・ナイム広報官は、中国、ロシア、近隣諸国と良好な関係にあると述べた。
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ナイム氏は、レバノンのテレビ局アル=マヤディーンのインタビューで「中国は我々の隣国であり、我々は中国と良好な関係にある。ロシアも同様だ」と語った。

また、同氏は、タリバンはイラン、中国、パキスタン、ウズベキスタンと長年関係があり、これらの国々は西側諸国とは異なり、タリバンが政権を握ったことについて懸念していないと指摘した。

先に、ナイム氏は、タリバンがカブールで中国からの代表団と会い、アフガニスタンの現状や二国間関係、そして中国からの人道的支援について協議したと明らかにした。

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中国外務省の華春瑩報道官は、中国はアフガニスタンの国家主権および国内各派の意志を尊重した上で、タリバンとの連絡を維持し、タリバンが穏健な内外政策を行うことを望んでいると述べた。

一方、ロシアのオレグ・シロモロトフ外務副大臣は以前、ロシア政府はタリバンをテロ組織のリストから急いで除外することはなく、新しいアフガニスタン政府の承認を得て、新しいアフガニスタン政府の実際的な措置や国連安全保障理事会の決定を指標とするだろうと述べた。

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