産経新聞によれば、吉村知事のこの対応は同日、厚生労働省が投与を認める方針を示したことを受けてとられたもの。新型コロナウイルスの抗体カクテル療法とは、2つの薬を同時に点滴投与することで、抗体を作用させ、ウイルスの働きを抑える治療法。
NHKによれば、厚生労働省は、これまで重症化リスクがある軽症から中等症で入院中、または宿泊療養施設や臨時の医療施設の患者への投与のみが認められてきた抗体カクテル療法を自宅療養者にも認めることで、重症化を防ぐ狙い。抗体カクテル療法は外来診療による日帰りでの投与が認められるようになる。ただし、訪問診察による投与は認められていない。
大阪府内の自宅療養者は同日、過去最高の1万6003人に上った。大阪府では抗体カクテル療法の対象者を当面、およそ50の病院で、徒歩や車で移動できる患者に限定して行う。
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