広島大 アフガン留学生・卒業生の訪日支援へ

アフガニスタンで反政府武装組織「タリバン」(ロシアで活動禁止)が政権を打倒し、実権を掌握したことにより国内情勢が悪化がしたことを受け、日本の広島大学は、現地にいる同国出身の留学生や卒業生らが日本への渡航を希望する場合、支援する方針を決定した。NHKが報じた。
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NHKの報道によれば、広島大学は希望を募ったうえで、ビザの発行手続きなど日本渡航のための支援をするという。

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また、訪日後は大学のある東広島市と協力し、居住場所の確保や大学、地元企業への就職支援など、生活の支援をしていく方針。

同大学グローバル化担当理事の金子慎治教授は「アフガニスタンの人々に何が必要かということを迅速に情報収集し、関係機関と連絡を取りながら最大限の支援をしていきたい」とコメントした。

同大学は24日、情報収集と同大学修了生への支援に向けた対応策について検討する「特別対策室」を設置。「平和の大学として、教育・研究・医療・社会貢献の活動を通じて、多様性を育み自由で平和な国際社会の構築に貢献してまいります」としている。

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