新幹線「のぞみ」 10月からテレワーク専用車両を導入

日本のJR東海とJR西日本は26日、東京―博多間を運行する東海道・山陽新幹線「のぞみ」全便で、今年10月からビジネスマン向けにテレワーク専用車両を導入すると発表した。車両内では、長時間の通話やウェブ会議などが可能だという。日本のメディアが報じた。
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専用車両は各便の7号車とし、来月1日からインターネットで座席の予約を受け付ける。料金は普通車指定席と同額で、東京―新大阪間の一部の便ではスマートフォンの充電器や小型マウスなどを無料で貸し出すサービスも行うという。

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また、最新型車両「N700S」では、パソコン画面ののぞき見を防止する簡易パーテーションを貸し出すほか、無料Wi-Fiの接続時間の制限を撤廃する。

同様のサービスはJR東日本やJR九州でも実証実験を実施。感染拡大の影響で新幹線の利用者が落ち込む中、テレワーク需要を取り込む動きが広がっているが、本格的な導入は今回が初めてとなる。

JR東海の金子慎社長は26日の記者会見で「時間や場所を選ばない働き方をする人が増えてきた。利用者のニーズをしっかり捉えたい」と話した

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