中国が名指しで調査実施を求めているのは米メリーランド州の陸軍医学研究施設と、ノースカロライナ大学の2か所。産経新聞の報道によれば、米国が、コロナウイルスは武漢ウイルス研究所から漏洩したとの疑惑から諜報機関を通じて調査を進めていることに対し、一貫して漏洩説を否定してきた中国は、「関係方面が実験室の漏洩を排除できないと固執するならば、公平、公正の原則に基づくべきだ」と対抗策に出た。書簡は在ジュネーブ中国代表部からテドロス事務局長に送付されている。
25日のワシントンポストの報道によれば、米国の諜報機関は新型コロナウイルスの起源に関する報告書をバイデン大統領に提出したものの、明確な結論にはいたっていない。
関連ニュース