アフガンで1400万人が深刻な飢餓に直面

国際連合世界食糧計画(WFP)はアフガニスタンへの人道物資の供給を隣国パキスタンの首都イスラマバードから行う構えを表明した。世界食糧計画のデイビッド・ビーズリー事務局長がツィッターを通じて明らかにした。
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アフガニスタン国民は首都カブールが国際テロ組織タリバン(ロシアで活動が禁止)に占拠されて以来、常時失業リスクに直面している。銀行は営業を停止したままで、食料品は値上がりし続けている。国際的な人道援助機関はアフガニスタンへの民間航空機の乗り入れが停止されたために、医薬品などの必需品の輸送が不可能となったと発表した。また干ばつが始まったために農村部の市民が飢餓を逃れ、都市部へと逃げ込まざるをえなくなっている。

カブール空港付近で爆発【動画】
ビーズリー事務局長は、世界食糧計画がカブール空港にある壊れた航空機を修理しており、再び使用できるようにするつもりだと語っている。「うまく運べば、我々は、国連やその他のNGOの職員、人道援助を行う人たちを送り込むための空の橋をカブール、また他の地方へ掛けるよう組織する」

世界食糧計画の調べによると、現時点で深刻な飢餓に直面しているアフガニスタン人は1400万人に上っており、同国へ食糧を供給するためには2億ドルの資金が必要。

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