バイデン氏、ISISへの報復攻撃計画を指示 カブール空港での爆発うけ

ジョー・バイデン米大統領は、カブール空港での爆撃を組織したISIS(IS、イスラム国、ロシアの表記は「ダーイシュ」、ロシア連邦で活動禁止)の分派「ホラサン州」の指導者とその施設を標的とする作戦計画を練るよう軍に命じたと発表した。
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アフガニスタンのカブール空港付近で26日に起きた爆発により、米軍兵士12人が犠牲となり、15人が負傷した

これについて、バイデン氏は「我々は許さない、我々は忘れない。おまえたち(=実行犯:スプートニク日本編集部)を捕らえ、償わせる」と述べた。

バイデン氏は「我々は、IS『ホラサン州』の資産や指導部、施設を標的とする作戦計画を練るよう命じた。我々が選んだ時間に、我々が選んだ場所で正確に対応する」と表明した。

また、バイデン氏は「異常な変化が起きない限り」、31日までのアフガン撤退計画を変更することはないとしている。

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一方、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は会見で、記者団からの質問に対し、米軍撤退が完了する前に新たな攻撃を受ける可能性があることを認め、「我々はISの動きを注視している」と語った。


カブール空港付近で26日、2回の爆発が発生。メディアは、ISISの声明を引用し、空港への爆発は同組織の犯行によるものと報じた

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