カブール空港 テロの影響で少なくとも1週間は人道支援物資の供給が不可能に=WHO

世界保健機関(WHO)のリック・ブレナン緊急事態地域部長は記者会見で、アフガニスタンのカブール空港がテロ攻撃により、少なくとも1週間は人道支援物資の供給が不可能になることから、複数の国際機関はマザーリシャリーフ空港(アフガニスタン)に輸送する方法を検討していると明らかにした。
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記者会見でブレナン氏は、「現時点では、安全面やその他の問題から、その空港(カブール空港)は選択肢になり得ない。少なくとも1週間は」と述べた。

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ブレナン氏は、医療物資の輸送方法には、代替案としてマザーリシャリーフ空港への輸送が検討されていると明らかにした。

国連の推計では、アフガニスタンには現在、約100人の外国人と3000人の現地スタッフがいる。

カブール空港付近で26日、2回の爆発があり、メディアの報道によると、1つはバロンホテルの近くで、英国人や米国人など外国人が集まっていた。1回目の爆発は自爆テロ犯によるもので、2回目の爆発は自動車爆弾が爆発したと報じられている。

アフガニスタンのカブール空港の複数爆発による負傷者の数は、27日の時点で1300人を超えていることがわかった。

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