ブレイビク受刑者の弁護士オイスタイン・ストールヴィーク氏は「検事は仮釈放に同意しておらず、受刑者は引き続き拘置されるべきだと考えている。(一方)ブレイビクは私が彼の仮釈放の権利について可能な限り論証することを望んでいる」と述べた。
ブレイビク受刑者は2011年7月22日、ノルウェーの首都オスロの政府庁舎の近くで爆弾を爆発させた。この爆発で8人が死亡した。その後、ウトヤ島で銃を乱射し、69人を殺害した。テロ事件の前、ブレイビク受刑者は、欧州へのイスラム教徒の移住に反対する1500ページに及ぶ文書を書いていた。
ブレイビク受刑者は2021年に禁錮21年の有罪判決を受けた。当局が社会に対してまだ危険性を有すると判断した場合、刑期が延長される可能性もある。ブレイビク受刑者は犯行を認めているが、自分は無罪だと考えている。テレビ、運動器具、ゲーム機のある独房で禁錮に服している。
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