米軍がカブールを空爆、戦闘員らのほか民間人9人が死亡

米軍がアフガニスタンの首都カブールでドローンによる空爆を行い、過激派組織「イスラム国ホラサン州」(ISIS、IS、イスラム国、ダーイシュ、ロシアで活動禁止)の戦闘員を殲滅した。また、この空爆では児童6人を含む9人の民間人も犠牲になった。AP通信が米政府関係者の証言を元に報じた。
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先に一連のマスコミは、カブール空港周辺で大きな爆発があったと報じた。

目撃者の情報によると、米軍はこの空爆で輸送車両に加え、建物の一部を破壊した。

爆破された車両には複数の自爆テロ実行戦闘員が乗車していたという。車両はカブールの空港に向かっていたとみられている。

​米軍によると、輸送車両は大量の爆薬を搭載していたという。標的は過激派組織「イスラム国ホラサン州」のグループと関係していた模様。米軍は、13人の米兵が犠牲になった空港でのテロについて、同組織が関与したとみている。

アフガンのISIS戦闘員に対する報復は続く=バイデン氏

米軍による空爆の結果、戦闘員のほか、民間人9人が死亡した。米CNNはそのうち6人が児童だったと報じている。 遺族はCNNテレビの取材に対し、犠牲者はごく普通の家族だったと答えた。

私たちはISでもダーイシュでもない。ごく普通の家族だ。私の兄弟たちが自分の家族と共に暮らしていた。

アフガニスタンでは26日、空港通過ゲートの1カ所で自爆テロが発生し、米兵13人のほか、200人以上のアフガニスタン人が犠牲になった。メディアは、ISISの声明を引用し、空港への爆発は同組織の犯行によるものと報じた。

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