小池百合子都知事は18日、若者のワクチン接種を促進するために渋谷区に予約不要の若者専用接種会場を設けると発表。初日の27日には早朝から多くの青年らが押し寄せたが、先着制だったため朝7時半には受付が打ち切られた。28日からは抽選制となり、現場で抽選券が配られたが接種枠354人に対し、抽選券には6倍以上の2226人が殺到。29日も354人に対して1357人(倍率3.8倍)に抽選券が配られた。来場した20代の女性は、予約ができない状況が続いており、他にも予約無しの会場ができたらいいと思うと語った。
東京都は都内の3大学と連携して学生向けの接種会場を開設したが、すべての会場で予約枠はすでに9月中旬まで埋まっているという。杉並区や新宿区では若者の摂取予約の開始時期を早めるなど工夫を凝らしているが、担当者はワクチンがなければ呼びかけもできないと苦しい胸の内を明かした。
関連ニュース