新型コロナウイルス

南アの研究者らがコロナの新変異体を発見 極めて高い伝染性

南アフリカの科学者らはコロナウイルスの新たな変異体を発見した。この変異体は「ベガ」や「デルタ」に似て、感染速度が極めて速い。研究結果は医学分野のプレプリントサイト、medRxivに公表されている。
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コロナウイルスの進化の速度が再評価 実際はより高速だった
研究者らが発見した新たな変異体はC.1.2 と命名された。C.1.2 はの突然変異率は1年間に41.8回近く。この速度は現在、世界で知られているSARS-CoV-2の突然変異率を1.7倍も凌駕する。

この他、研究者らはC.1.2のスパイク変異体の52%が、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタなどの他の変異体でも見つかっていることから、変異体のいくつかは感染者を介した伝染性が高く、免疫を免れる力が強いと指摘している。

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