一方でムジャヒド氏は、同勢力は米国の良好な関係を構築する意向も示した。
「我々は米国と良い関係を望んでいる。」
8月初旬、武装勢力「タリバン」はアフガニスタン国内で政府軍への攻撃を活発化させ、8月15日に首都に攻め入り、大統領宮殿を制圧。8月16日にはアフガニスタンにおける戦争終結を宣言、国の統治形態は近々明らかになるとした。唯一、タリバンの支配下におかれていないのは首都カブールの北東にあるパンジシール州のみとなった。
30日未明、米国防省はアフガニスタンからの米軍撤退完了と20年にわたる任務終了を宣言。外国人とその協力者の退避が行われたカブール空港は、完全にタリバン側の管轄となった。
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