米国の退役した将軍と提督 国防長官に辞任を訴え

米国の退役した87人の将軍と提督が、ロイド・オースティン国防長官とマーク・ミリー統合参謀本部議長に対し、彼らが現在のポストを退くよう求める公開書簡に署名した。
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この書簡は、アフガニスタンからの米軍撤退を背景に30日に公開された。

オースティン国防長官とミリー統合参謀本部議長には、彼らは軍撤退の「悲惨な結末」を回避するためのすべての策を実行しなかったとして、良心に従い辞任するよう呼びかけられた。

軍人らは、「この惨事の結果は甚大なものといえ、今後何十年にわたり影響が残ることになる」と強調する。

同書簡では、米軍の早急な撤退は、残忍な敵が管理する危険地帯に米国のプレゼンスを支持した多くのアフガニスタン人と米国人を取り残すこととなったと指摘する。

書簡の表明によれば、これらの人々は避難地点までより安全に移動することができないという。さらに彼らの一部は「タリバン」(ロシアでは活動が禁止)の人質となったと軍人らは指摘した。

メディアは会議の極秘書類を引用し、米国防総省は爆発の数時間前にカブールの空港でテロが準備されていることを把握していたと報じている。

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